読書日記です。『セロニアス・モンクのいた風景』。
「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」
読書日記。
村上春樹編・訳『セロニアス・モンクのいた風景』。
読了。
買ってから数週間。
ぼちぼちながら、読み終えました。
『セロニアス・モンクのいた風景』。
数々のセロニアス・モンクの評伝、あるいは、様々なミュージシャンに書かれた本の中でセロニアス・モンクについて書かれた部分を村上春樹さんが翻訳して書いたもの。
『ポートレイト・イン・ジャズ』で村上春樹さんが、書いた文章ももちろん(?)冒頭を飾っている。
取り上げられた文章の数々からセロニアス・モンクというジャズ・ピアニストの個性が伝わり、そして、村上春樹さんのセロニアス・モンクに対する愛情が感じられる一冊である。
個人的には、セロニアス・モンクのCDは一枚しか持っていない。『ポートレイト・イン・ジャズ』にも取り上げられたものではない。
この本を読みながら、ずっと聴いたこともないセロニアス・モンクの音楽を聴きたくなった。
そして、なぜか濃いブラックコーヒーを飲みたくなった。
数々のセロニアス・モンクの評伝、あるいは、様々なミュージシャンに書かれた本の中でセロニアス・モンクについて書かれた部分を村上春樹さんが翻訳して書いたもの。
『ポートレイト・イン・ジャズ』で村上春樹さんが、書いた文章ももちろん(?)冒頭を飾っている。
取り上げられた文章の数々からセロニアス・モンクというジャズ・ピアニストの個性が伝わり、そして、村上春樹さんのセロニアス・モンクに対する愛情が感じられる一冊である。
個人的には、セロニアス・モンクのCDは一枚しか持っていない。『ポートレイト・イン・ジャズ』にも取り上げられたものではない。
この本を読みながら、ずっと聴いたこともないセロニアス・モンクの音楽を聴きたくなった。
そして、なぜか濃いブラックコーヒーを飲みたくなった。
この本を読んで、ほんとうに村上春樹さんは、セロニアス・モンクが好きなんだなぁと、しみじみ思いました。
そして、セロニアス・モンクについて書かれた本(それが一部であっても)を覚えていて、その魅力が伝わるように選んでいると思います。
おそらく、春樹さんは、もっとセロニアス・モンクについて書かれた本や文章を読んでいるはず。
普通の海外小説だけでなく、音楽に関する本も読み込んでいるのがわかります。
本だけでなく、ジャズにも造形が深い。もちろん、クラシック音楽についても同じことが言えるわけですが。
小澤征爾さんとの対談の本ですね。
本書(『セロニアス・モンクのいた風景』)を読んで、セロニアス・モンクの音楽を聞きたくなりました。
持っているCDは1枚。
巻末には、「私的レコード案内」もあるので、参考になります。
もちろん、まずは、このCDから、じっくり聴き込むことにしましょう…。
ちなみに、自分がもっているCDはこれです。
このCDも村上春樹さんの本がきっかけで、購入した覚えがあるのですが、どの本だったか忘れました(笑)。
濃い、熱めのブラックコーヒーを飲みたくなる本でした。