読書日記。『うつ病の現在』。

「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」

久々のブログ更新。

ここ少し、鬱々とした心のありようでした。

少し、心の晴れ間が見えた週末。

半年ぶり、あるいは、それ以上でしょうか、図書館に行って来ました。

一時期、隔週ごとに通っていた図書館。

少し懐かしさもあったり、なかったり。

ほぼ、５時間くらい、滞在。

本の空気を思いっきり吸ってきました。

途中、外でも、深呼吸。

うん、生きている。

空は、青。

で。

読書日記。

読了。
住吉泰司・飯島裕一『うつ病の現在』（講談社現代新書）。

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別にここ最近の心を反映したわけではなく、たまたま目に止まったので。

「現在」と書名にありますが、出版されたのは２０１３年。

今は、もう２０１５年。

本書の内容は、他の本でも書かれていることが多いので、正直言って、新しい情報はそれほどありませんでした。

少し、ブクログから。

うつ病の現在 (講談社現代新書)

著者 : 佐古泰司

講談社

発売日 : 2013-06-18

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「現在」とあるが、出版されたのは2013年で、今は2015年。
特に目新しい記述はないが、以下の事が残る。

・双極性障害のこと（種類が複雑であること）
・若者の間でも「現代型うつ」ではなく、「従来型うつ（大うつ）」があるということ
・気を付けるべき医師

従来型のうつは「生存からの不安」から来て、現代型のうつは「実存からの不安」から出てくるという解説にも納得。

高度経済成長期は、ひたすら「生きる」ことだったが、現代は価値観が目まぐるしく変わり、多様化している時代。
その中で、どうしていいのかわからないことから来る「現代型のうつ」の発生のメカニズムがある。

やはり、「うつ病」に関する根強い誤解や偏見は相変わらずあり、特に「現代型うつ」に関しては、なかなか難しいものがあります。

仕事はできないけれど、好きなことはできる…。

言葉で書いてしまうとそれだけの言葉になってしまいますが、そこには、とても深い、絡み合った心理が働いています。

葛藤や恐怖や不安…。

双極性障害に関する知識は、より深まりました。

あと、共感したのは、お医者さんの選び方、注意すべき精神科の医師。

「あ～、わかる、わかる」と。

巻末にある「巻末対談『うつ病の時代』を生きる　野村総一郎・鷲塚伸介」で「現代型うつ病」に関する説明が一番面白かったというのも、なんか複雑。

まあ、少し心が吹っ切れました。

図書館で、ささっと読みました。

おまけ。

他に読み進めている小説があります。

寝る前にコツコツと。

これから、面白くなっていくところ。

一つの大きな出来事が終わり、新たな局面になるところです。

そんな中、図書館で、たくさん本を借りてきました。

読めるか、自分。

読むぞ、自分。

うつ病の現在 (講談社現代新書)

なりあき　YEAR BOOK

人を愛する者、人恒に之を愛す。人を敬する者、人恒に之を敬す。

読書日記。『うつ病の現在』。