なりあき YEAR BOOK

人を愛する者、人恒に之を愛す。人を敬する者、人恒に之を敬す。

読書日記。『仕事と家族 - 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか』

「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」

毎日暑いですね。

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

もう立秋が過ぎました。


ということで。

「残暑お見舞い申し上げます。」


しかし、暑い。
(このごろは、少しはマシになりましたが)


さて。


読書日記。

 

ひさびさ。

読了。
筒井淳也『仕事と家族 - 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか』(中公新書

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まず。

良書。

すごく考えさせられました。

日本が抱える大きな問題。

超高齢社会。

そして、少子化と、それに伴う労働人口の(減少)問題。

筆者だ提唱する「共働き社会への移行」に賛成。
(詳しいことは本書を読んでください)

各国の出生率や婚姻率、就職率などを比較しながら、丁寧に筆者の主張を丁寧に論じていきます。


「小さな政府」の典型例のアメリカ。
「大きな政府」の典型例のスウェーデン

まったく反対だが、ともに女性の労働人口の増加と出生率の増加が見られる。

これは意外なことでした。

かたや日本(とドイツ)は、労働人口は増えれど、少子化

う~む…。


欧米などで取り入れられている「同一労働同賃金」という制度。

そのメリットは大いにあるように感じました。

ただ、日本にいざ導入できるか?といえば、難しいと思います。


企業はより安い賃金で労働力を得ようとします(非正規雇用の増加)。

また、女性の社会進出と出産・育児の問題も解消されないまま…。

筆者が指摘していた「日本の労働環境の最大の問題点」ともいうべき、「(男性社会の)労働のあり方、職務内容の 無限定性、勤務地の無限定性、労働時間の無限定性にある」と思います。

一人の人間が、あらゆる業務をこなし、場合によっては、転勤する必要がある。

言い換えれば、仕事量の増加、居住地が固定されない、有給休暇も取りにくいという問題。

これらは、結局、男性が安心して結婚し、配偶者とともに、育児ができない環境になってしまいます。

女性も働いている場合、配偶者が転勤ともなると、一緒に引っ越しするか、あるいは単身赴任を選んでもらい、自分はパートと育児といった環境になってしまいます。

こういう日本の労働のありかたでは、「理想的な」共働き社会はできないでしょう。

じゃあ、日本社会の労働と家族のあり方は…、ということになるのですが。

どれが正解か、ということは難しいです。

ただ、超高齢化社会の日本。労働人口の減少と少子化、そして「労働(のありかた)」を考える上で有意義な本だったと思います。


もう一度、再読して、新たな発見があれば、附記したいと思います。


とにかく、良書でした。

仕事と家族 - 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか (中公新書)








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