読書日記。『夜が来ると』
「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」
暑い。
連続する猛暑日…。
太陽さん、あるいは、高気圧さん、ちょっとだけ夏季休暇取りませんか?
そんな冗談はさておいて。
熱中症に気を付ける毎日。
こまめに水分補給と少しの塩分。
子どもの頃は、こんなに暑くなかったし、「真夏日」がたまにあるだけで、「猛暑日」という言葉はなかった(はず)。
・・・。
Wikipediaで調べたら、気象庁が2007年に定めたのですね。
けっこう、暑い年もあったのだと驚く。
さて、母死は一気に変わって、読書。
読書日記。
読了。
フィオナ・マクファーレン『夜が来ると』(早川書房)
けっこう前に購入した本です。
大阪の紀伊國屋書店で買いだめしたときに。
2015年の6月に発売して、新聞の書評に掲載されてすぐに買ったから、ほぼ一年くらいになるのかなぁ…。
いかん、いかん。
もっと早く読まなければ…、と、目線を横にやると、自分の部屋に未読本、いわゆる「積ん読本」が仰山あります。
むむむ…。
で。
新聞紙上の書評の内容をすっかり忘れて(この点はいいですね)、ほぼ真っ白な状態で読めました。
真夏の暑い夜に読んで、じわじわくる恐怖感というか、じめっとした空気感といいますか。
物語の舞台は、オーストリアはシドニー郊外。
ある老女が一人で住んでいる。
そこに、ある夜、「トラ」の気配が・・・。
そして、その翌朝、社会福祉局(だったかな)から、ヘルパーを名乗る女性がやってきて・・・。
そんな所から話は始まります。
怖い、というか、う〜む、と唸る、というか。
とにかく、じわじわやってくる恐怖感。
そして、じめっとした湿気たっぷりの空気感。
面白かった。
やや遅読気味でしたが、すぐに読み終えました。
上記と重なる部分は多いですが、ブクログから。
そんな中、ある夜、“トラ”の気配を感じる。不安になり、遠く離れた息子に電話。
そして、翌朝、“ヘルパー”の女性がやってくる。
時には親友のような、時には親娘のような関係。
物語がすすむにつれ、主人公の女性の記憶も曖昧模糊になっていき…。
じりじりと迫る、不安と恐怖。そして、密林のもわっとした熱気。
物語の進行とともに、それらの濃度が増してくる。
結末もぞわぞわとするもの。
そう、冒頭から、最後まで。
じわじわ。
ぞわぞわ。
早く読めば良かった。
でも、真夏に読めたのはよかったな、物語の内容、展開からして。
真夏の暑さを、少し下げてくれた小説でした。
機会があれば、原著でも読んで見たいです。
表紙が・・・。
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