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なりあき YEAR BOOK

人を愛する者、人恒に之を愛す。人を敬する者、人恒に之を敬す。

読書日記。『戦地からのラブレター』

「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」

 

 

涼しい日が続きますね。

 

いや、涼しいと言うより肌寒い日が続いています。

 

秋がどんどん深まっていきます。

 

たまに、暑くなりますが。

 

 

さて。

 

読書日記。

 

読了。

ジャン=ピエール・ゲノ(著)永田千奈(訳)『戦地からのラブレター 第一次世界大戦従軍兵から、愛するひとへ』(亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ II-13)(亜紀書房

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はい、大好きな出版社の一つである、亜紀書房さんのノンフィクションシリーズです。

 

早速、感想のようなものをブクログから。

 

第一次世界大戦の戦地から、恋人、妻、子ども、両親などに宛てた手紙の数々。

それぞれの手紙の前に、差出人である兵士の略歴と、その宛先人についての短い文章がある。

手紙の差出人の多くは若者で、戦争がなければ、ごく普通の生活を送っていたはずの人ばかりというのがわかる。
(もちろん、生活が苦しくて、やむにやまれず志願した者もいる)

教師、農夫、裁判所書記官、学生…、など、ごく普通の民間人ばかりである。中には著名な演奏家もいる(生きていれば、どんな音色を響かせただろう)。


「戦争でいちばん大きな問題は、若者たちがまず先に犠牲になること」とある手紙にあるように、20代の若者だけでなく、10代の若者の手紙も多くある。

本書を読んでいて、やはり胸が詰まされるのは、「この手紙が最後になるかもしれない」という言葉が並ぶことだ。
そして、悲しいことに多くの兵士はそうなってしまう。

手紙を出した数週間後、あるいは、翌日…。


家族だからこそ打ち明けられた、嘘偽りのない感情で綴られた言葉がある。

あるいは、死の恐怖から少しでも遠ざかるように綴られた言葉かもしれない。

「僕が死んだら、君のなすべきことを書いておく。」と始まる短い手紙がある。
この兵士は、いったいどのような気持ちで書いたのだろうか。終戦間際、しかし、本人にとっていつ終わるかわからない戦争という極限状態にあって、相手のことをここまで気遣うことができるだろうか。

ありきたりな言葉だけれど、兵士である前に、一人の人間としての感情がそれぞれの手紙に込められている。


本書に収録された手紙の差出人である兵士の一人ひとりに、家族があり、人生があり、受け取った人にも、それぞれの人生があった(そして、「あったかもしれない人生」がある)。

本書に収録されていない、数え切れない人々の手紙にも思いを馳せる。

一人ひとりに、それぞれの個人としての人生があったのだと。

 

 

第一次世界大戦の戦地、特に前線で戦う兵士からの手紙。

 

この対戦で敵対したフランス兵とドイツ兵の手紙がそれぞれ収録されています。

 

戦争が生み出す相手国に対す憎しみと同時に、一人の人間として、恋人、妻、子ども、両親、親友…などへの思いは同じ。

 

そう思うと、「なんでこんなことをしなくちゃいけないんだ」という思いになります。

 

民間人だからこそ、人間味溢れた手紙の数々。

 

もちろん、職業軍人の中にも、同じ思いはあったでしょう。

 

 

いつ爆撃が襲ってきて死ぬかも分からない状況の中で、束の間の休息を縫うようにして書かれた手紙。

 

ほんとうにどのような心境で書いたのか…。

 

「戦争でいちばん問題なのは、若者たちがまず犠牲になること」

「これが最後の手紙になるかもしれない」

 

ある手紙にありましたが、「死ぬのは、前線で戦う我々で、上層部や政治家は、こんな状況を知りもしない」といった言葉も、まさにそうでしょう。

 

 

「訳者あとがき」と少し似たような感じになります。

 

この本は、第一次世界大戦で戦ったフランス兵、ドイツ兵、それぞれの人生のごく一部が感じ取れます。

 

そして、『帰還兵はなぜ自殺するのか』(亜紀書房)は、イラク戦争、アフガン戦争

で従軍したアメリカ兵のそれぞれの人生が描かれています。

 

 

戦争さえなければ、という思い。

 

 

兵士である前に一人の人間であるという重み。

 

よければ是非読んでください。

 

戦地からのラブレター――第一次世界大戦従軍兵から、愛するひとへ (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ II-13)

 

 

 

 

 

 

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