なりあき YEAR BOOK

人を愛する者、人恒に之を愛す。人を敬する者、人恒に之を敬す。

読書日記。『夜のピクニック』

「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」

 

 

寒いですね。

 

寒い。

 

というより、冷たい。

 

特に風が。

 

 

さて。

 

読書日記。

 

読了。

恩田陸夜のピクニック』(Kindle本)

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紙の文庫版だと、綺麗な表紙のようですが、電子書籍の表紙?は、こんな感じです。

 

まあ、これで充分です。

 

読むきっかけ。

 

・余り読んだことのない作家さんを読もう。

・人気作家を読もう。

・せっかくKindle Paperwhite があるのに、電子書籍を読んでいない

 

というわけで、電子書籍端末を活用すべく、好きなジャンルの小説を読もうと。

 

で、単行本(あるいは文庫本)も欲しい…、けれど、場所が…。

 

ということで、電子書籍端末、Kindleの出番。

 

こういうところはいいですね。

 

すぐに買って読むことができるし。

 

夜中に注文しても、ね。

 

あと、要求を挙げるなら、紙の価格より、もっと安めに設定をしてほしいかなぁ。

 

単行本もそうだけれど、文庫本も、ねぇ…。

 

やめよう、

 

 

さてさて。

 

 

感想のようなものをブクログから。

登場人津は高校生たち。

舞台となるのは、「歩行祭」という、ほぼ丸一日をかけてひたすら歩くという行事で、そこで出てくる主人公たちの物語。

歩行祭」というものに、現実感が感じられず、また、登場人津の心理には、それなりに共感できるところがあるものの、少し深みが感じられない。

また、視点人物が変わるのだが(ほぼ交互か)、セリフできづくというもので、やや読みづらい。読んでいて、「ああ、この人の視点から描いているのか」とわかる。
その点が、感情移入しきれないことにもつながるように感じる。

自分が高校生の時に読んでいたら、多少評価が上がっていたかも知れないが、それでもやはり、退屈だったかもしれない。

 

 

う〜ん…。

 

事前に調べた中では、みなさんお薦めしてくださっていたのですが、ちょっと自分にはあわなかったかな…。

 

物語の展開やエピソードも、それなりに楽しめたけれど、ちょっとひっかかる、というか。

 

「高校生の会話って、こんなに知的だっけ?」とか。

(まあ、それをいうなら、村上春樹さんの小説もそうなんですがね)

 

何より、「歩行祭」なるイベント。

 

調べてみると、それなりに実際あるようで。

 

自分の高校生活では、これほどおおがかりな集団イベントなどなかったので、ちょっと違和感というか、現実味が感じられなかったです。

 

青春小説を味わえたかといえば、味わえました。

 

そう、思う。

 

読む年齢がもっと早ければ、もっと違う感想になっただろうか。

 

 

 

 

夜のピクニック(新潮文庫)

夜のピクニック(新潮文庫)

 
夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニック (新潮文庫)

 

 

恩田陸さんといえば、この作品ですね、今は。

 

蜜蜂と遠雷 (幻冬舎単行本)

蜜蜂と遠雷 (幻冬舎単行本)

 
蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷

 

 

 

 

こちらも、Kindle本で、読むぞ。

 
(文庫本が出るまで待つか…)

 

 

 

電子書籍、どんどん読みたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
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