読書日記。『インドネシアイスラーム大国の変貌』

「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」

2月ももうすぐ終わり。

早いですね。

相変わらず寒いですが、なんとな〜く、春っぽく…でもないか。

寒いです。

寒い。

さて。

読書日記。

読了。

小川忠『インドネシアイスラーム大国の変貌躍進がもたらす新たな危機』（新潮社・新潮選書）

f:id:yoshida-nariaki:20170313170950j:plain

たいへん、参考になりました。

興味深い内容。

言われてみれば、インドネシアという国は、大国ですね。

なるほど。

経済大国でもあり、人口が多く、そして、イスラム教徒も多い。

感想のようなものをブクログから。

インドネシアイスラーム大国の変貌:躍進がもたらす新たな危機 (新潮選書)

著者 : 小川忠

新潮社

発売日 : 2016-09-21

ブクログでレビューを見る»

日本には、あまりなじみの薄い国、インドネシア。
しかし、ASEAN加盟国の中で超大国でもあり、日本の外交・経済面では、とても深い関係にあることがわかる。

インドネシアの総人口もさることながら、当然イスラム教徒が多数を占める。
そのインドネシアにおけるイスラム教（徒）の歴史、また、政治に関わりなど、興味深かった。

現在の国際情勢と「寛容なイスラーム」の特徴を持つインドネシアのイスラムを知る。

本書は、インドネシアを理解するために重要で、かつ多くの視点から述べられている好著だと思う。

親日国であると同時に、過去に、太平洋戦争時の日本の占領支配からインドネシア建国時にどんな経緯があったか、ということも知り、とても重要な一冊となった。

本書で取り上げられていた、他のインドネシアとイスラム教の関係の本も読みたくなった。（最後に、参考文献としてまとめて紹介されている）

これを機に、少しインドネシア関係の本をぼちぼち読んでいきたいです。

ああ、またまた読みたい本・積ん読本が増えていく…。

インドネシアイスラーム大国の変貌:躍進がもたらす新たな危機 (新潮選書)

経済大国インドネシア　- 21世紀の成長条件 (中公新書)