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なりあき YEAR BOOK

人を愛する者、人恒に之を愛す。人を敬する者、人恒に之を敬す。

読書日記。『シリアからの叫び』

「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」

 

予約しました。

 

発売日に届き、その日から読み始めました。

 

視力?の問題もあり、読了するのに、思わぬ時間がかかってしまったことに驚き。

 

内容ではなく、長時間読んでいると、目がかすんできて、読めなくなる。

 

歳を取った…というより、網膜色素変性症の症状が進行しているのかな。

 

どっちも考えたくないですが。

 

 

さて。

 

読書日記。

読了、

村上春樹騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編』

同   『騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編』

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帯はありますが、はずして、撮影しました。

 

 

やや、ネタバレ的なものもあるので、ご注意を。

 

 

安易な言葉ですが、面白かった。

 

物語世界に引き込まれました。

 

登場人物の設定や、行動パターン(音楽についての話、おしゃれなお酒を飲む…など)といった村上春樹作品では、おなじみ(?)のものもあります。

 

しかし、その一方で、新たなテーマ(素材)も盛り込まれていて、「う〜む…。」となりました。

 

題名から「西洋?」とおもっていましたが、違った。

 

いい意味で裏切られた。

 

オペラ音楽に詳しい人なら、ピンときたのかもしれませんが。

 

ある(架空の)日本画から全ては始まる…。

 

歴史、そして、家族(特に最後の場面)といった新しい側面を見せた物語。

 

村上春樹さんが挑戦してきたところもあるのかな、と。

 

でも、一方で、いままでの長編物語であったような(描かれてきたような)、一種のメタファー?オマージュ?パロディ?のようなものもあり、なかなか。

 

 

ある部分を読んでいて。「これは…」と思っていたら、案の定。笑。

 

いや。

 

笑。の場合ではない。

 

これは、かなりデリケートな問題を扱っているので、かなり波紋を呼ぶような…、と思って、Amazonのレビューをみたら、やっぱり…。

 

(レビューには、より詳しいネタバレがあるので、ご注意を。)

 

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

 

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

 

そうなるでしょうね。

 

 

長編小説では、毎回魅力的な、印象的なキャラクターが出てきますが、今回は、「騎士団長」と「顔なが」と「顔なし」ですね。

 

特に、独特な言葉遣いをする「騎士団長」。

 

 

海外の言語に翻訳されるとき、どうなるのか、気になります。英訳だけでも、チェックしたい。

 

 

さて、ここは少しネタバレ的になりますが、「プロローグ」があって、「エピローグ」がない。

 

「プロローグ」にでてくる話は完結していない。

 

後日譚のような内容。

 

この2冊では、一応「物語」は完結している(と思う)。

 

しかし、「この部分」がまだ、奥深いとところで、“ぐつぐつ”と溜まっていくような。

 

さあ、「第3部」は、出るのでしょうか。

 

1Q84』の例もあることですが。これだけは、村上春樹さんしかわからない。

 

 

いずれにせよ、楽しめた物語でした。

 

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

 

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

 

 

 

 

 
 
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