なりあき YEAR BOOK

人を愛する者、人恒に之を愛す。人を敬する者、人恒に之を敬す。

読書メモ

「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」

 

読書メモ。

 

 

図書館で借りてきました。

 

芥川龍之介全集。

 

数冊。

 

これから、読んでいる本の合間に、ちょこちょこ読んでいきます。

 

今回は、岩波書店芥川龍之介全集』第7巻。

 

芥川龍之介全集〈第7巻〉秋山図・奇怪な再会
Amazon(アマゾン)
750〜21,233円

 

 

目次は、以下の通り。

  • 「槐多の歌へる」推賞文
  • 『阿修羅帖』に
  • 僕の好きな女
  • 九年十月市村座
  • お律と子等
  • 漢文漢詩の面白味
  • 私の好きな作家
  • 紅葉
  • 恋愛及結婚に就いて若き人々へ〔ほか〕

 

そのうち、読んだのは、以下の通り。

 

読書記録。

「影」

 「お律と子等」

「紅葉」

「秋三図」

「妙な話」

「アグニの神」

「奇怪な再会」

「点心」

 

やっぱり「秋山図」は、逸品の秀作。

 

味わい深い。

 

ほかの短篇については、こまごまと書きませんが、どれも面白かった。

 

全集でしか読めない作品もある。

 

随筆のようなものも、ぱらぱら読みました。

 

当時の、芥川の心持ちや、時世もわかる。

 

興味深い。

 

やっぱり物語に惹かれる。

 

なにか、芥川の短篇には、何かしら通奏低音があります。

 

なんだろう。

 

大学時代に熱心に読んだ作家の一人。

 

また、気になってきたので、これを機会に、全集で読み返していきたいと思います。

 

 

 

 

文庫は、完全網羅していませんが、少しお手頃な価格で、読みやすいです。

芥川龍之介全集 全8巻 (ちくま文庫)
Amazon(アマゾン)
7,612〜17,475円