なりあき YEAR BOOK

人を愛する者、人恒に之を愛す。人を敬する者、人恒に之を敬す。

読書している本たち、あるいは、未読のまま終わりそうな本たち。

「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」

 

読書を欠かさず行う毎日。

でも、最近は、1時間、いや30分も読んでいると、目がしょぼしょぼしてくる。

 

無理して、長時間読んでいると、目を上げたときに、視界がかすんでいる。

ぼやけた状態。

これは、目によくない。

 

ほどほどにせねば。

 

ふとしたきっかけで、岩波書店刊行の『芥川龍之介全集』を1巻から10巻まで、とりあえず借りて、ランダムに読んでいる日々です。

 

いいですね、芥川龍之介

大学時代に、ゼミで集中的に読み込んで以来です。

大学のゼミで集中的に読み込んだ、そうはいっても、ほぼ有名どころばかり。

だから、全集に収録されている短篇などは、ほぼ読んでいません。

自発的に読んだものがあるくらい。

 

だから、ほとんど初読。

「ああ、読んだことある」

「でも、こんな話だったっけ?」

「前回の読後感と全然違うな」

「こういうふうにも解釈できるのか!」

そんな新しい発見も多くあるので、楽しいです。

 

 

 

で。

その一方で、積ん読状態のほうも少しずつ解消すべく、読んでいるのですが…。

 

これが、また、難しい。

時間の確保ができるけれど。

内容が難しい。

それとも、集中力が途切れて、頭に入ってこないだけなのか。

読んだページを、数ページ読んだ後に。「あれ、どんな続きだったっけ?」となり。また読み返すという有り様。

 

 

読書している本たち、あるいは、未読のまま終わりそうな本たち。

 

そんな本たちを、今回紹介し、記憶(記録)しておきたいと思います。

 

 

ビスマルク ドイツ帝国を築いた政治外交術 (中公新書)
Amazon(アマゾン)
880円

これは、前回読了した、『ヴィルヘルム2世』が大変興味深い内容で、面白かったから、その前の皇帝はどんなだったか。

それを知るために図書館で借りました。(後、『ヴィルヘルム2世』とともに購入)

でも。これは、個人的に内容が難しい。

予備知識があったほうがよさそう。

 

 

 

黄禍論と日本人 - 欧米は何を嘲笑し、恐れたのか (中公新書)
Amazon(アマゾン)
1,241〜2,967円

これは、題名から。

『ヴィルヘルム2世』『ビスマルク』ともに、図書館で借りた本です。

びっくりしたのですが、ヴィルヘルム2世と「黄禍論」には、つながりが。

図書館で借りた本、何気なく借りた本に、こういう不思議なつながりがあるとは驚き。

読み始めたのはいいものの。書名とはちがい、「当時の風刺画を通して、西洋からみた日本」みたいな感じです。

だから、ちょっと、途中で読むのを止めました。

挿絵についての解説はすばらしいのですが、挿絵自体が小さいので、見づらい。

 

 

 

6時27分発の電車に乗って、僕は本を読む (ハーパーBOOKS)
Amazon(アマゾン)
116〜3,497円

欧米の現代文学

題名に惹かれて、借りました。

面白い…はずなんですが、なぜか頭に入ってこない。

感情移入できない、というか。

もう少し落ち着いてから読むことにします。

 

 

 

まだまだ、ここにあげきれない、積ん読本、かつ、読み終わっていない本たちがあるのですが、ここでは、割愛。

 

読書時間は、大切。

 

でも、目のこともしっかり考えてあげなければ。