読書日記。『宣教師ザビエルと被差別部落民』
「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」
朝、晩、めっきり肌寒くなりました。
半袖・ハーフパンツといった真夏の格好では、ちょっと冷えるくらいです。
もう、そろそろ秋の準備をしないとですね。
さいきん、めっきり読書量が少なくなりました。
『芥川龍之介全集』を、図書館から借りて、1冊ずつ読むようにしているのですが、それもままならず。
理由はいろいろあるのですが。
それは、また、別のブログで。
読書日記。
読了。
沖浦和光『宣教師ザビエルと被差別民』(筑摩選書)
これも図書館から借りてきました。
感想はブクログから。
たぶん日本人なら誰でも知っているフラシスコ・ザビエル。
でも、彼がいったいどのように日本において布教をすすめていったのかは、未知だった。
とくに、どのような人々に信仰を得ていたのかは、もちろん知らなかった。
その答え?の一助となったのが本書。
日本における布教史の概説。
イエズス会の成立、宗教改革、大航海時代、戦国時代のおける日本仏教の変遷。などなども詳しく説明されていた。
イエズス会の成立の歴史から、アジアにおけるイエズス会の布教、そのなかでの被差別民との関わり、そして日本におけるイエズス会の布教と被差別民の歴史や関わりを知ることでき、とても有意義な一冊だった。
紙の本。
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