なりあき YEAR BOOK

人を愛する者、人恒に之を愛す。人を敬する者、人恒に之を敬す。

読書日記。『死後の恋』

「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」

 
 
 
寒いです。
 
冬、ですね。
 
さてさて。
 
読書日記。
 
読了。
夢野久作『死後の恋』

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読むきっかけになったのは、新聞の書評面の片隅にちょこっと掲載されていたコラムです。
 
他にも推薦されていた本があり、そちらも買いましたが、まだまだ未読・積ん読です。
 
それは、こちらの本です。
 
夜の庭師 (創元推理文庫)

夜の庭師 (創元推理文庫)

 

 

 
一応、今回の本は、こちら。
 
死後の恋: 夢野久作傑作選 (新潮文庫)

死後の恋: 夢野久作傑作選 (新潮文庫)

 

 

 
 
なんというか、不思議な小説で、ちょっと怖い感じの小節です。
 
ところで、夢野久作といえば、『ドグラ・マグラ』ですが、自分は、恥ずかしながら、読んだことがありません。
 
正確に言えば、途中で読んで、そのまま…。
 
独特の文体で、世界観があって、なかなかその世界に入っていくことができませんでした。
 
学生時代の話。
 
大学の女性の先輩で、素敵な方で、その方も独特な雰囲気を持っておられていた、そんな先輩から、進められた本です。
 
懐かしい。
 
さてさて。
 
感想のようなものをブクログから。
 
 
独特の文体と怖さ。

目に浮かぶような描写。

ドグラ・マグラ』は未読だが、まずは短篇で、夢野勇作の世界をしっかり味わいたい。

しかし、すごい。
 
短っ!
 
笑。
 
これは、読んでいただかないと、なかなかこの短篇集は説明できないです。
 
 
面白い。
 
「解説」にもありましたが、夢野久作さんは、短篇集も多く刊行されていますが、ほぼ絶版状態。
 
しかし、去年(2016年)歿後80年ということもあり、再編集され、復刊されたようです。
 
他にももちろん。
 
 
そして、国書刊行会さんからは、『全集』が。
 
国書刊行会さんのホームページはこちら。)
 
欲しい。
 
でも、高額…。
 
欲しい…。
 
読みたい…。
 
 
それだけ、惹きつけられました。
 
 
 
短篇から読み始めて、徐々にその文体になれていき、いつか必ず『ドグラ・マグラ』を読みたいです。
 
 
おすすめです。

死後の恋: 夢野久作傑作選 (新潮文庫)

死後の恋: 夢野久作傑作選 (新潮文庫)

 

 

 
 
 
 

 

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