なりあき YEAR BOOK

人を愛する者、人恒に之を愛す。人を敬する者、人恒に之を敬す。

自由業になりました。というか、6月1日から。

「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」

 

障害者雇用されてから、約2年と6ヶ月。

 

あと半年で、法的に「永続雇用」。

 

そうなるタイミングで、勤務中に、個別に呼び出しがかかり、言われました。

 

自分が呼ばれる前に、数名呼ばれていたり、数日前から、何やら違う雰囲気が漂っていました。

 

で、言われました。

 

察して下さい。

 

そういうことです。

 

「2020年5月31日をもって・・・」。

 

自分は、特に理由は聞かなかったですが、仕事をしている座席の位置から、聞こえていました。

 

今後の事業の拡大or(and)縮小についての方針、それにまつわる人件費や諸経費の話など。

 

まあ、うっすらと半年前くらいから、事業規模が小さくなっていたのは事実。

 

そして、何より、自分の目の病気、網膜色素変性症のこともあり、いつまで、現在の仕事を続けられるかという不安を抱えながら、日々を送っていました。

 

自分から会社を離れる方が早いと思っていました。

 

でも、実にあっさりと、こんな結果になるとは・・・。

 

さあ、どうしようか。

 

4年に一度の閏日に。

 

悲しみとか辛さといったのは、まったくといいほど、なかったです。

 

先にも述べましたように、目の難病と隣り合わせの毎日。

 

いつ仕事を離れなければならないかを、ほぼ毎日考えながら仕事をしていましたから。

 

おかしいくらいに、楽観的。

 

どうしよう・・・。

 

時間が経てば、雇用期間が差し迫れば、悲しさとか、辛さとか、焦燥感とか、一杯出てくると思う。

 

今のこの平穏な状態からの変化が怖いです。

 

 

まあ、とにもかくにも、ぼちぼち、自分なりに進んでいく道を歩んでいくしかないですから。

 

 

 

昨今、話題の在宅ワーク、これが一番、視覚障害者の自分には、ありがたいんだけれどなぁ。

 

新型コロナウィルスの感染リスクが減るというだけでも、よしと考えよう。