なりあき YEAR BOOK

人を愛する者、人恒に之を愛す。人を敬する者、人恒に之を敬す。

読書日記。『アケメネス朝ペルシア- 史上初の世界帝国』(中公新書)

「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」

 

読書、楽しいですね。

 

このコロナ禍で断捨離した本もあり、「やっぱり捨てるべきでなかった」という思いも、少しありますが。

 

まあ、積読本は、いつまでも積読本ですからね・・・。

 

誰かに読まれる方が、その本のためでもある。

 

さて。

 

読書日記。

 

読了。

阿部拓児『アケメネス朝ペルシア- 史上初の世界帝国』(中公新書

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この本を知るきっかけは、確か新聞の書評で知りました。

 

大変興味深い書評で、ぜひ読んでみたいと思い、図書館で借りました。

 

結果。

 

買うべきだった。

 

気になるところ、面白いところ、書き込みできない、付箋貼れない。

 

専門外の素人でも、とても楽しく、興味深く読めました。

 

世界史の授業で、数行、数分程度で終わった、でもすごく興味のあった「アケメネス朝ペルシア」。

数少ない第一次資料を読み込み、帝国の興隆から衰亡までを、丁寧に解説してくれている。


入門書として最適。

 

色々な人物譚やちょっとしたエピソード(でも、結構重要なエピソードだったりする)を、「読ませる」ように工夫しています。

 

巻末にあった参考文献も読んでみたい。

(もちろん、日本語文献に限りますが)

 

自分は、ローマ帝国史が一番興味あるのですが、それとも少し関わってくる内容なので。

 

ブクログや読書メータにも多く書評が載っていますね。

 

どれも高評価。

 

頷ける本書の内容です。

 

中公新書さん、いい本、出版されていますね。

 

Twitterにも、一部感想を載せました。

 

 

 

 

 

 

 

それにしても、あのエピソードは・・・。

 

です。

 

参考までに、こちらを。

 

 

カンビュセスの籤と飼い葉桶の刑

 

簡潔な、でも、本書内容を的確に説明している書評と、自分も気になったこと(というのかな)、あのエピソードにも言及してくれています。

 

 

 

アケメネス朝ペルシア- 史上初の世界帝国 (中公新書, 2661)
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594〜4,750円

 

 

 

ペルシア帝国 (講談社現代新書)
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1,265円

 

古代メソポタミア全史 シュメル、バビロニアからサーサーン朝ペルシアまで (中公新書)
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1,045円