なりあき YEAR BOOK

人を愛する者、人恒に之を愛す。人を敬する者、人恒に之を敬す。

読書記録。『芥川龍之介全集 第2巻』

「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」

 

最近はまっている、芥川龍之介

 

今読み返していると、いろいろな発見があったり、まだしなかったりする作品に出会える喜び。

 

おおげさ。

 

でも、楽しい。

 

先週のいいところですね。

 

さて。

 

読書記録。

 

岩波書店芥川龍之介全集 第2巻』(1996年)

 

芥川龍之介全集〈第2巻〉偸盗 或日の大石蔵之助
Amazon(アマゾン)
442〜3,681円

 

[目次]

煙管

煙草と悪魔

駒形より

藤娘

校正の后に

Mensura Zoili

代表歌選

微明

校正の后に

尾形了斎覚え書

道祖問答

新春文壇の印象

忠義

葬儀記

羅生門の後に

さまよへる猶太人

偸盗

私と創作

軍艦金剛航海記

産屋

蚊帳の中の蚊

私の文壇に出るまで

二つの手紙

或日の大石内蔵之助

田端日記

女体

片恋

黄粱夢

 注解 酒井英行著

 後記 海老井英次著

国立国会図書館より参照)

 

注解、後記を書かれている方、芥川龍之介研究の第一人者ですね…。

 

大学生のとき、参考文献でよくお名前を拝見しました。

 

書物も何冊か拝読しました。

 

懐かしい。

 

 

好きな短篇を作品名だけ列記しておきます。

煙管

煙草と悪魔

尾形了斎覚え書

或日の大石内蔵之助

 

それにしても、全集でしか読めない短篇、そして、何よりも随筆が味わい深い。

 

こう、振り返ってみると、案外、覚えていないもんだな…。

 

読んでいるときは、「うむうむ」と感じていたのに。

 

ちゃんと読めていないな、これは。

 

再読せねば。

 

図書館で借りた本というころもあり、早く読まねば。

 

別に借りている本(予約待ちでやっと順番が回ってきた本、そして、順番待ちされている本)も読まなければ。

 

その二つの理由が重なって、ちょっと粗い読み方になってしまいました。

 

かなりハイペース。

 

大学生の時だったら、絶対ゼミでのレポートは・・・。

 

やっぱり読書って、何かしらアウトプット、読書感想文的なものを書かないと、心に残らない気がする。

 

自分なりの簡単な寸評なり、書評なり、1000字くらい書かないと。

 

ちゃんとした文章でなくても、気になった部分のメモ、読んだ印象とか、ちょっとしたことでも。

 

まあ、さすがに、全集の各作品それぞれに寸評を書くのは、無理ですが。

 

初めて読む短篇くらいは、ね。

 

まあ、そんなこんなで、『芥川龍之介全集 第2巻』読了です。