読書記録。『芥川龍之介全集 第2巻』
「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」
最近はまっている、芥川龍之介。
今読み返していると、いろいろな発見があったり、まだしなかったりする作品に出会える喜び。
おおげさ。
でも、楽しい。
先週のいいところですね。
さて。
読書記録。
[目次]
煙管
煙草と悪魔
駒形より
藤娘
校正の后に
Mensura Zoili
代表歌選
微明
校正の后に
尾形了斎覚え書
運
道祖問答
新春文壇の印象
忠義
貉
葬儀記
羅生門の後に
さまよへる猶太人
偸盗
私と創作
軍艦金剛航海記
産屋
蚊帳の中の蚊
私の文壇に出るまで
二つの手紙
或日の大石内蔵之助
田端日記
蛙
女体
片恋
黄粱夢
注解 酒井英行著
後記 海老井英次著
(国立国会図書館より参照)
注解、後記を書かれている方、芥川龍之介研究の第一人者ですね…。
大学生のとき、参考文献でよくお名前を拝見しました。
書物も何冊か拝読しました。
懐かしい。
好きな短篇を作品名だけ列記しておきます。
煙管
煙草と悪魔
尾形了斎覚え書
運
或日の大石内蔵之助
それにしても、全集でしか読めない短篇、そして、何よりも随筆が味わい深い。
こう、振り返ってみると、案外、覚えていないもんだな…。
読んでいるときは、「うむうむ」と感じていたのに。
ちゃんと読めていないな、これは。
再読せねば。
図書館で借りた本というころもあり、早く読まねば。
別に借りている本(予約待ちでやっと順番が回ってきた本、そして、順番待ちされている本)も読まなければ。
その二つの理由が重なって、ちょっと粗い読み方になってしまいました。
かなりハイペース。
大学生の時だったら、絶対ゼミでのレポートは・・・。
やっぱり読書って、何かしらアウトプット、読書感想文的なものを書かないと、心に残らない気がする。
自分なりの簡単な寸評なり、書評なり、1000字くらい書かないと。
ちゃんとした文章でなくても、気になった部分のメモ、読んだ印象とか、ちょっとしたことでも。
まあ、さすがに、全集の各作品それぞれに寸評を書くのは、無理ですが。
初めて読む短篇くらいは、ね。
まあ、そんなこんなで、『芥川龍之介全集 第2巻』読了です。